研究会「日本におけるベトナム関係資料の保存と活用:次世代への
■日時:2021年8月1日(日)14:00-16:00(開場13:30、閉場16:30)
■開催方法:Zoomによるオンライン開催(事前申し込み制):既にメーリングリストでご案内しております。ご不明点あれば、事務局メールアドレス:nghien_cuu_vn@yahoo.co.jpまでお問い合わせください。
■使用言語:日本語
■参加費:無料
■参加資格:日本ベトナム研究者会議会員
■プログラム
14:00-14:05 会長挨拶(白石昌也)
14:05-14:10 趣旨説明(新美達也)
14:10-14:30 報告・話題提供(澁谷由紀・大泉さやか)
「日本におけるベトナム関係資料の保存と活用:次世代への継承をめざして」
14:30-14:40 コメント1(大野美紀子)
14:40-14:50 コメント2(古田元夫)
14:50-15:00 コメント3(今井昭夫)
15:00-15:10 コメント4(白石昌也)
15:10-15:20 休憩
15:20-15:55 相互討論(司会 新美達也)
15:55-16:00 閉会挨拶(岩月純一)
*相互討論・閉会挨拶の後、Zoom会議室の中にブレイクアウトルームを複数設定し、情報交換ラウンジとして16:30まで開放しますので、報告者、参加者との懇談にご利用ください。
■報告・話題提供要旨
現在、新型コロナウィルス感染拡大により、日本とベトナムをはじめとする諸外国との間の渡航が困難になっている。一方、近年、日本国内の図書館や研究機関において、ベトナム関係資料の受入・公開が進んでいる。このような状況の中、日本国内に存在するベトナム関係資料の収集の経緯、内容、所在情報を会員間で共有し、とくに学部学生をはじめとする若い世代の利用に資することは、日本のベトナム研究の振興に有益だと考えられる。
本報告では前半部分において、日本国内の図書館におけるベトナム語資料の受入状況と問題点について整理し、近年公開された複数のベトナム関係大型コレクションについて概要や代表的資料の紹介を行う。
後半では、学部学生によるベトナム関係資料の利用に関して話題提供を行う。日本国内における、中級レベル以上のベトナム語を教授する大学の増加に関してまとめた後、清水政明会員にもご参加いただき、大阪大学のベトナム語専攻における卒業論文の執筆に向けた取り組み等について情報提供をいただく。さらに、岩井美佐紀会員のゼミナール(神田外語大学)における資料収集事情等について、事前にご教示いただいた内容を紹介する。